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          <dc:title>長谷川時雨「剛き人」論 : 日本神話と「銃後の女性」</dc:title>
          <dc:title>A study on Shigure Hasegawa's "Takekihito" : Japan Mythology and "Women After the Gun"</dc:title>
          <dc:title>ハセガワ シグレ タケキヒト ロン : ニホン シンワ ト ジュウゴ ノ ジョセイ</dc:title>
          <dc:creator>高橋, 大助</dc:creator>
          <dc:creator>タカハシ, ダイスケ</dc:creator>
          <dc:subject>輝ク部隊</dc:subject>
          <dc:subject>慰問文集</dc:subject>
          <dc:subject>ヤマトタケル</dc:subject>
          <dc:subject>オトタチバナヒメ</dc:subject>
          <dc:subject>プロパガンダ</dc:subject>
          <dc:description>Departmental Bulletin Paper</dc:description>
          <dc:description>「輝ク部隊」を組織して銃後を支える活動に奔走した長谷川時雨は、戦地に送る慰問文集を三冊編集し、そのいずれにも作品を寄せている。『輝ク部隊』と『海の銃後』に掲載された「剛き人」には晩年の時雨を理解するカギがある。タイトルでもある「剛き人」は「玉売りの老人」によって語られる。老人は「熊曾建征伐」「火難」「オトタチバナヒメ入水」を語るが、そのいずれもが古事記に拠っている。ただ、東征に至る経緯は伏せられ、「剛き人」の造形は日本書紀が示す「次代の天皇を期待される有能な偉丈夫」（及川智早）に重なる。一方で、オトタチバナヒメをモチーフにした「妃」は、記紀と異なり、「剛き人」の正統性を説くために神のもとへと向かうと宣言するが、その造形には時雨の「銃後の女性」観を見ることができる。また、「剛き人」や「妃」のエピソードによって大和へと導かれる「草深き国の者ら」は日本書紀での「東夷」に近接しながら、「東征」の対象となる属性が取り除かれ、ただ老人の物語の理想的な受容者となっている。この老人にはプロパガンダの機能を見出すことになるが、ただ一人「歌こり」という部落の少女はその支配から逸脱する。部落にはない驚くべき何かを求める「歌こり」は、その歌が世界を揺り動かす身体性の強さ持つ。その造形には、時雨自身の古代女性観に加え、鳥居龍蔵の影響も見逃せない。鳥居のいう上代女性の「宗教的色彩」が「歌こり」にも見られ、作品の終盤、彼女はトランス状態になり、火難の場面を再現しようとして、「剛き人」が「吾妻は」とつぶやく場面に立ち合う。神話中の存在と化した「歌こり」は海と見紛う雲海へと身を投げる。語り手はその行為は自身を「妃」への同化と説明するが、テクストは「歌こり」が驚異すべき何かの象徴としての「海」へ飛び込んだことを示している。語り手には銃後の支えに奔走する時雨を見ることになるが、この「歌こり」には変わることのなかった時雨の欲望を見出し得るのである。</dc:description>
          <dc:description>departmental bulletin paper</dc:description>
          <dc:publisher>國學院大學</dc:publisher>
          <dc:date>2025-02</dc:date>
          <dc:format>application/pdf</dc:format>
          <dc:identifier>國學院大學紀要</dc:identifier>
          <dc:identifier>63</dc:identifier>
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          <dc:identifier>AN00087276</dc:identifier>
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