WEKO3
インデックスリンク
アイテム
『平家物語』残党粛清記事の〈反鎌倉〉性と〈親鎌倉〉性
https://doi.org/10.57529/0002001947
https://doi.org/10.57529/0002001947aad0695f-be52-42ea-91d3-a2388ed82ce4
| 名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
|---|---|---|
|
|
|
| アイテムタイプ | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 公開日 | 2026-03-24 | |||||||||||
| タイトル | ||||||||||||
| タイトル | 『平家物語』残党粛清記事の〈反鎌倉〉性と〈親鎌倉〉性 | |||||||||||
| 言語 | ja | |||||||||||
| タイトル | ||||||||||||
| タイトル | ヘイケ モノガタリ ザントウ シュクセイ キジ ノ ハンカマクラ セイ ト シンカマクラ セイ | |||||||||||
| 言語 | ja-Kana | |||||||||||
| タイトル | ||||||||||||
| タイトル | The Expression Structure of the Fugitives-purged Story in Heike monogatari | |||||||||||
| 言語 | en | |||||||||||
| 言語 | ||||||||||||
| 言語 | jpn | |||||||||||
| キーワード | ||||||||||||
| 言語 | ja | |||||||||||
| 主題Scheme | Other | |||||||||||
| 主題 | 〈反鎌倉〉 | |||||||||||
| キーワード | ||||||||||||
| 言語 | ja | |||||||||||
| 主題Scheme | Other | |||||||||||
| 主題 | 〈親鎌倉〉 | |||||||||||
| キーワード | ||||||||||||
| 言語 | ja | |||||||||||
| 主題Scheme | Other | |||||||||||
| 主題 | 末端性 | |||||||||||
| キーワード | ||||||||||||
| 言語 | ja | |||||||||||
| 主題Scheme | Other | |||||||||||
| 主題 | バイアス | |||||||||||
| キーワード | ||||||||||||
| 言語 | ja | |||||||||||
| 主題Scheme | Other | |||||||||||
| 主題 | 世論誘導 | |||||||||||
| 資源タイプ | ||||||||||||
| 資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||||||
| 資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||||||
| ID登録 | ||||||||||||
| ID登録 | 10.57529/0002001947 | |||||||||||
| ID登録タイプ | JaLC | |||||||||||
| 著者 |
野中, 哲照
× 野中, 哲照
|
|||||||||||
| ISSN | ||||||||||||
| 収録物識別子タイプ | ISSN | |||||||||||
| 収録物識別子 | 02865823 | |||||||||||
| 抄録 | ||||||||||||
| 内容記述 | 覚一本『平家物語』巻十二の残党粛清記事は、『平家物語』の最終盤にあって、鎌倉幕府にとって脅威となる者たちが次々に粛清されていったとする記事群で、具体的には1行家追討譚、2義憲追討譚、3忠房誅殺譚、4宗実干死譚、5家資処刑譚、6知忠追討譚、7盛嗣処刑譚を指す。 七つの残党粛清譚に共通しているのは、七名のすべてが、いずれかの局面でそれぞれに美化・英雄化されている点である。そして、この七つの残党粛清譚には、もれなく鎌倉方の処断の厳しさ、非情さも語られている。滅びゆく者たちが美化・英雄化されていることは、読めば誰でも気づくことである。難解なのは、鎌倉方への批判的・嫌悪的な認識を示した部分をどう読み解くか、である。残党粛清記事には、追っ手の鎌倉方が残党を発見するまでの経緯や、発見してから決着を付けるまでの過程において、展開にほとんど機能しない無駄な叙述に分量を裂く傾向が強い。そのことによって、追っ手である鎌倉方の執拗さや粘着性を表現しているようなのだ。そこで機能しているのは、末端性の表現である。地理的・空間的にどこまでも0 0 0 0 0 追ってゆくという末端性、平家の血統はどこまでも0 0 0 0 0 追って殲滅するといった末端性の表現である。 『平家物語』の形成期である鎌倉政権・足利政権下にあって(足利氏も源義家を祖とする第二の源氏政権)、反幕的な認識が広まるのは当然の動きだろう。ところが、応安四年(一三七一)の覚一本の段階にまで下るとテクストはより複雑化してくる。原型的な『平家物語』の大半の要素が〈反鎌倉〉的でありそれによって世論誘導がもくろまれていることに気づいた体制側が、隠微なかたちで残党を粛正する頼朝の主体を希薄化したり、冷酷なのではなく理非明察であると微妙な軌道修正のバイアスを加えたりして、〈親鎌倉〉に振れた物語に仕立てたようなのである。 『平家物語』の最終後出本たる覚一本は、〈反鎌倉〉から〈親鎌倉〉へと流動展開した様相を留めた伝本なのである。 |
|||||||||||
| 言語 | ja | |||||||||||
| 出版者 | ||||||||||||
| 出版者 | 國學院大學 | |||||||||||
| 資源タイプ | ||||||||||||
| 内容記述タイプ | Other | |||||||||||
| 内容記述 | Departmental Bulletin Paper | |||||||||||
| 言語 | ja | |||||||||||
| 書誌レコードID | ||||||||||||
| 収録物識別子タイプ | NCID | |||||||||||
| 収録物識別子 | AN00087276 | |||||||||||
| 書誌情報 |
國學院大學紀要 巻 64, p. 85-111, 発行日 2026-02 |
|||||||||||